北日本血液研究会

北日本血液研究会

研究 study

2016年11月10日

登録終了:抗癌剤投与後の悪性リンパ腫におけるpegfilgrastim投与後の末梢血中へのCD34陽性細胞数の推移についての検討(Pegfilgrastim-16)

目的:抗癌剤投与後の悪性リンパ腫患者におけるpegfilgrastim(3.6mg)投与による末梢血中へのCD34陽性細胞数について検討する

主要評価項目:末梢血中へのCD34陽性細胞数

目標症例数:20名

登録期間:1年間 (2016年2月1日〜2017年3月31日)

適格基準

対象症例:北海道大学病院血液内科もしくは市立札幌病院に入院中または通院中の悪性リンパ腫症例のうち、下記基準を満たす症例を対象とする。

1.悪性リンパ腫の診断がついており、化学療法が必要な症例(治療途中における寛解・非寛解は問わない)
2.18歳以上、65歳以下
3.前治療歴は問わない
4.Grade3もしくはGrade4の好中球減少(付表1)を来すことが予測される化学療法レジメンにて治療される症例
5.pegfilgrastimを通常診療ですでに使用している、もしくは使用予定である症例
6.通常診療下でpegfilgrastimを化学療法投与後7日目に投与される症例
7.Performance Status(PS): 0-2の症例
8.少なくとも3ヶ月以上の生存が可能と予測される症例 (既報の論文、全身状態から臨床的に予測する)
9.本研究への参加にあたり十分な説明を受けた後、十分な理解の上、研究対象者本人の自由意思による文書同意が得られている
シェーマ
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